ソフトバンクの小久保裕紀監督(54)が22日の広島とのオープン戦(マツダ)の試合前取材で、WBCメキシコ代表にも選出されたアレクサンダー・アルメンタ投手(21)のシーズンを通した起用法について説明した。

 WBCでは救援としてブラジル戦に登板した左腕。最速159キロを記録するなど1イニングで3三振を奪ってみせた。ホークスのチーム事情では勝ちパターン以外の救援陣がひとつの課題。首脳陣はオープン戦でアピールを続けていた上茶谷を救援に配置転換し、ブルペン陣の強化を図った。

 WBCで一定の適性を見せたアルメンタを救援に配置する選択肢はあったのか。2月上旬の宮崎春季キャンプでは「WBCでどんな中継ぎするのかを追いかけながら」と語っていた小久保監督だが、この日は「アルメンタは基本的に先発」とはっきりした口調で語った。指揮官は「先発でしっかり育てるということ。『(救援陣に)なにかあったとしても先発で』と、城島CBOから連絡が来ている」と説明。球団として21歳の助っ人左腕を大きく育てる方針が垣間見えた。