プロ野球の2026年シーズン開幕が27日に迫る中、不安定な国際情勢が選手たちの来日に暗い影を落としている。
球界は22日でオープン戦の全日程を終了。あとは各チーム内で調整し、ペナントを争う長い戦いが始まる。ただ、キューバ勢の見通しに不透明感が漂っている。きっかけは米国のドナルド・トランプ大統領(79)に端を発するイラン攻撃で、キューバ国内は大規模な停電が発生するなど影響が広がっている。
ソフトバンクの小久保裕紀監督(54)は22日、WBCに出場していたリバン・モイネロ投手(30)の今後について「うわさでは明日(来日する)とか」としながらも「よう分からんです。分からないです、本当に。連絡つかないらしいので。飛行機に乗るかどうかも分からない」と困惑を隠せなかった。当然、時差ボケの解消をはじめコンディションを整えるための時間も必要で、来日の遅れは開幕後の起用にも影響する可能性もある。先行き不透明とあって、指揮官も「来てからやね。すべては会ってからの話」と語るにとどめるしかなかった。
また、巨人では同じくキューバ代表だった守護神のライデル・マルティネス投手(29)の来日も遅れている。チーム関係者の話では23~25日の間に合流する見込みとしていたが、阿部慎之助監督(47)も大混雑している同国内の航空事情も踏まえ「早めようと(チケットを)取ろうとしているんだけど、なかなか取れない」と頭を抱え「最悪、(開幕の)2日前(25日)とか言っていたかな」と話していた。
戦火の拡大、事態が混迷する世界情勢の荒波は決して人ごとではない。












