〝念願の10月〟は訪れるか――。エンゼルスのマイク・トラウト外野手(34)の復活へ待望論が持ち上がっている。
2010年代に最強打者として名をはせたトラウトも近年は度重なる故障と不調に悩まされてきた。大谷翔平投手(31)がドジャースに移籍した24年以降だけでもふくらはぎや腰、左手首、左ヒザ…と相次いで痛めてきた。昨季は130試合の出場で打率は2割3分2厘に低迷。OPS.798もメジャーデビューした11年を除けばキャリア最低の成績だった。
加えて20日(日本時間21日)に行われたホワイトソックスとのオープン戦では手に死球を受けて途中交代。開幕まで1週間を切った段階でのアクシデントに状態が危ぶまれたが、幸いにも精密検査の結果で骨折などの異常は見つからなかった。
近況だけを見れば踏んだり蹴ったりにも映るが、米メディア「クラッチ・ポインツ」は「34歳になってもオールスター級の活躍を続けられるかは未知数」としながらも「彼には高いポテンシャルがある。早々に見限るのは危険だ」と訴えかけている。
昨季出場した130試合も「2019年以来最多」と指摘し「それでもこの強打者は26本もの本塁打を放った」と強調。「トラウトには依然として大きな力がある。確かにMVP争いに常に名を連ねていた頃ほどの選手ではないかもしれない。しかし、この3度のMVP受賞者が2026年も健康を維持してプレーできれば復活を遂げる可能性はある」と大きな期待を寄せている。
エンゼルスが10月のポストシーズンに進出したのは14年が最後。昨季まで11年連続でシーズンが9月で終了した。一方、エンゼルスを離れた大谷は〝なおエ〟からも脱して2年連続でワールドシリーズを制覇し、3連覇に突き進もうとしている。今季から2年ぶりに本職の中堅守備に戻るトラウトは輝きを取り戻せるのか見ものだ。












