第98回選抜高校野球大会第3日(21日)の第2試合は日本文理(新潟)が高知農(高知)に8―1で大勝し2回戦へ駒を進めた。

 先発登板した染谷崇史(3年)は7回91球を投げ4安打1失点の快投。「最初は緊張していたんですけど、だんだん楽しみになって、ワクワクした気持ちで投げることができた。自分の本来のピッチングができた」と笑顔で振り返った。

 さらに「7番・投手」として打席に立つと2回には先制の犠飛で流れを呼び込み、「チャンスで自分が打って先制に繋げられるようにと思って打席に入りました。強く打って外野に飛ばそうという意識だった」と胸を張った。

 そんなエース右腕が〝起爆剤〟となり、打線が火を噴いた。染谷の犠飛に続いて、安達(3年)の適時左前打でこの回2点を奪取。3点リードの5回には中軸4人が連続安打で3点を奪うなど主導権は渡さなかった。

 鈴木崇監督(46)も「アドレナリンが出たのか途中つりかけたんですが、それでも踏ん張ってくれて。染谷がセンバツに引き寄せてくれた張本人だし、(7回)もう1イニングというところで頑張ってくれた。勇気あるピッチングだった」とたたえた。2回戦は第7日第2試合で花咲徳栄(埼玉)と対戦する。