ドジャース・佐々木朗希(24)がオープン戦防御率13・50で開幕ローテーション入りを決め、米メディアをザワつかせ続けている。
登板したのは3試合でトータルのイニング数も6回2/3と短いが、ピリッとした結果を得られておらず、ロバーツ監督や球団側の決断には少なからず驚きが広がった。一般的には絶対的な主力以外は結果で判断されるためだが、地元紙「カリフォルニア・ポスト」は19日(日本時間20日)、「ドジャースは佐々木朗希に対して正しい対応をしている。たとえ最終的に自滅を招くことになっても」と報じた。
その理由としてまず挙げたのが佐々木を獲得した経緯。25歳未満だった佐々木は国際アマチュア選手の扱いで、ドジャース側は未来のエース候補として育てることを念頭に、佐々木陣営の求めに応じて育成プログラムも提示した。同紙は「規定により、ドジャースは佐々木に将来の契約やロースター入りを約束することを禁じられていたが、彼と契約した時点で暗黙の責任を負うことを承知していたはずだ」と指摘。
その認識に基づき、650万ドル(約9億8200万円=当時)の〝格安〟で獲得した有望株にチャンスを与えることは不利益につながらないとみている。
また、昨季終盤からブルペンに回り、ワールドシリーズ連覇に貢献した功績を合わせ「思い出すべき点」として「佐々木が今年、先発登板の機会を与えられることを条件にリリーフとして登板することに同意していた」と伝えた。先発で振るわなければ、輝きを放った救援に配置転換することに支障はないという。
こうした状況を踏まえ、同紙は「ここから先どうなるかはすべて佐々木次第だ。すべてがうまくいきそうなタイミングで降格されてもドジャースを責めることはできないだろう。もし失敗すれば、その責任はすべて彼自身にあるということになる」。ドジャースは球団として〝義理〟を通し、チャンスを与えた。生かせるかどうかは佐々木にかかっている。












