ドジャースに再合流した大谷翔平投手(31)が開幕からの二刀流出場へ、順調に調整を進めている。

 18日(日本時間19日)にアリゾナ州グレンデールで行われたジャイアンツとのオープン戦に初登板初先発。5回途中まで1安打しか許さず無失点、最速99・9マイル(約161キロ)を計測する圧巻の内容だった。開幕後は2カード目のガーディアンズ戦が見込まれ、ドジャースでは初めてシーズンを通じて投手、野手の両方で挑むことになる。

 一方、この快投がファンからさまざまな反応を引き起こしたと米メディア「スポーツキーダ」が伝えている。大谷は2大会連続で出場したWBCからチームに帰還したばかり。WBC期間中はドジャースのシーズンとの兼ね合いもあり、球団側とも協議して打者に専念して出場した。そして侍ジャパンは準々決勝で無念の敗退…。

 同メディアは「ファンは現ナ・リーグMVPの投球パフォーマンスに反応した」とし「なぜ大谷翔平がWBCで登板しなかったのか理解できない」「日本は連覇できたかもしれないのに、ドジャースが彼を登板させなかった」といった恨み節を紹介している。

 もちろん、WBCでの二刀流封印は大谷自身も「納得はしている」と話していた通り、総合的に考えた末の結論だ。同メディアは「大谷が投手として復帰して本当にうれしい。野球ファンとして心からワクワクしている! 今シーズンの楽しみがまた1つ増えた」「大谷翔平はドジャースで3連覇を目指している」といった侍ジャパンよりもドジャースに重きを置いたファンの声も伝えた。

 大谷がWBCで投手としてマウンドにも上がっていれば、日本代表が大会連覇を果たせたかは誰にも分からない。ただ、ドジャースに復帰してすぐさま圧巻の内容と結果を残したことで、〝たられば〟の一つも言いたくなったようだ。