初のWBC優勝を目指すベネズエラは16日(日本時間17日)にフロリダ州マイアミでイタリアに4―2で逆転勝ちして、初の決勝進出を決めた。17日(同18日)の決勝で2大会ぶりの王座奪回を目指す米国と対戦する。

 2点を先制された苦しい展開。4回にスアレス(レッズ)の一発で反撃のノロシを上げた。しかし、5回一死二塁の同点機にアクーニャ(ブレーブス)がフルカウントから遊飛、ガルシア(ロイヤルズ)が初球を打って遊ゴロに倒れると、ローンデポ・パークに大挙して訪れたベネズエラファンはタメ息だ。6回は3番からの好打巡で三者凡退。

 7回も先頭打者が四球で歩くも2者連続三振と嫌なムードになりかかったが、アラエスの遊撃適時内野安打で2―2の同点。続くガルシアが左前に勝ち越し適時打を運んで3―2とし、なおも二死一、三塁と攻めたてると、3番アラエス(ジャイアンツ)が中堅適時打を放ち、リードを2点に広げた。

 7回以降はバザード(マリナーズ)、マチャド(オリックス)、パレンシア(カブス)が完全救援。1次ラウンドで米国を破ったイタリアの勢いを止めた。

 ベネズエラのWBCの最高成績は2009年の第2回大会の3位。その時は第1ラウンドC組の1位決定戦では5―3、第2ラウンド2組の1位決定戦は10―6と米国相手に2勝したが、準決勝で韓国に敗れた。

 初めて決勝に進んだ南米の野球大国はMLBのスーパースター軍団・米国を倒して、初の世界一を手にするのか。注目だ。