昨年12月23日に亡くなった男子ゴルフのレジェンドで「ジャンボ」こと尾崎将司さん(享年78)の「お別れの会」が16日、東京・帝国ホテルで開催された。喪主を務めた長男の智春さん(54)が父の最期を語った。

 この日は「AON」として往年のライバルだった青木功、中嶋常幸や、プロ野球の王貞治氏、歌手の松山千春など親交の深かった著名人を含む、関係者1000人が参列。智春さんは「あれだけの著名人の方々にお越しいただいて、うちの親父の偉大さを改めて感じた」と感謝を口にした。

 尾崎さんは1965年、プロ野球・西鉄(現西武)に入団。その後、70年のプロテストに合格してゴルファーに転向すると、日本ツアー史上最多となる94勝、12度の賞金王獲得などの偉業を成し遂げた。

 智春さんは「うちの親父は最後に『自分の人生は好きなことをやって、わがままをたくさん言ってそれを聞いてもらって、好きなものを食べて、本当にわがままし放題で、こんな素晴らしい人生に何も悔いはない』と言って他界した。最後は自分の人生を全うしたような、やり遂げたような顔をしていた」と明かした。

 また2017年に設立され、昨季の年間女王・佐久間朱莉(23=大東建託)らを輩出してきた「ジャンボ尾崎ゴルフアカデミー」の今後についても言及。智春さんは「継続に関してはいろいろと模索中。なかなか一筋縄にはいかないぐらいハードルが高くて、資金面でもそうだし、そういう面では苦戦を強いられている。なんとかうちの親父の意思を受け継いで、今後の若い世代にいろんなことを教えていきたい」と説明した。