米国・AEWのPPV「AEWレボリューション」(カリフォルニア州ロサンゼルス)が15日(日本時間16日)に放送され、新日本プロレスのNJPW WORLD認定TV王者KONOSUKE TAKESHITA(竹下幸之介=30)は、ジョン・モクスリー(40)に絞殺され、AEWコンチネンタル王座奪取に失敗した。

 昨年12月の「コンチネンタル・クラシック」公式戦でモクスリーに勝利。2月14日のオーストラリア大会でコンチネンタル王座戦では、20分時間切れ引き分けで王者モクスリーが防衛した。今回は両者の抗争に決着をつけるため、時間無制限1本勝負でのコンチネンタル王座戦となった。

 竹下は7日の「COLLISION」で左目を負傷。この日も左目の腫れは引いておらず、モクスリーに狙われる。さらに左ヒザに集中攻撃を浴びせられ、老かいな王者にペースを奪われた。それでも得意技の連発で逆転。ワガママをぶちかましてからブルーサンダーボムでマットに打ちつけ、王者を追い込む。

 ところがエプロンでストンプをくらい、顔面から叩きつけられて左目上付近から流血。モクスリーのパイルドライバー連発をくらうと、出血は増して顔面血まみれになった。戦況は不利となるも、新日本のTV王者はひるまない。ラリアートから雪崩式エクスプロイダー、ワガママの波状攻撃だ。王者からDDT、バックドロップを浴びてもレイジングファイヤーで叩きつけ、すさまじい激闘になる。

竹下幸之介(左)はジョン・モクスリーのストンプを浴びる ©All Elite Wrestling
竹下幸之介(左)はジョン・モクスリーのストンプを浴びる ©All Elite Wrestling

 観衆からは「AEW!」チャントまで起きたが、竹下は左ヒザを痛めつけられたダメージでとどめのワガママを発射できない。王者はすかさすデスライダーから雪崩式デスライダー。まともに浴びた竹下は、そこからスリーパーホールドで捕獲される。右手の中指を突き立て必死に耐えるも、最後は右脚で右腕をロックされたまま絞め落とされて無念の敗退となった。

 試合後は、極悪集団「デスライダーズ」のリーダーが竹下の実力を認め、右手を差し出した。竹下は一度は拒否してリングを下りようとしたが、戻ってモクスリーとがっちり握手。互いの健闘をたたえ合った。モクスリーは「ドン・キャリス・ファミリー」のエース格との抗争に終止符を打ち、デスライダーズの仲間とともに観客席から立ち去ろうとした。

 その時だ。ウィル・オスプレイが電撃登場。昨年8月にデスライダーズから暴行を受け、首の負傷を悪化させ長期欠場していたが、約7か月ぶり復帰だ。ジャージーとTシャツを脱ぎ捨てたオスプレイは、リング上の怨敵モクスリーに突進。ヒドゥンブレードをぶち込み、殴りまくった。デスライダーのPAC、ウィラー・ユウタ、ダニエル・ガルシアに襲われるも、ダブルのペレキックからヒドゥンブレード、続けて場外ダイブ弾とデスライダーズを撃退。〝エアリアル・アサシン〟が復活をアピール。リングに戻れ、喜びの表情を浮かべていた。