米国・AEWのPPV「AEWレボリューション」(カリフォルニア州ロサンゼルス)が15日(日本時間16日)に放送され、AEWインターナショナル王者オカダ・カズチカ(38)は、カイル・フレッチャー&マーク・デイビスと保持していたAEW世界トリオ王座から陥落した。

 悪党集団「ドン・キャリス・ファミリー」ではKONOSUKE TAKESHITA(竹下幸之介)と対立が続くが、TNT王者フレッチャーとは関係を修復してタッグチーム「プロトオカダ」を結成。4日の「DYNAMITE」では、プロトオカダ&デイビスで、〝ハングマン〟アダム・ペイジ&マイク・ベイリー&ケビン・ナイトからトリオ王座を奪った。初防衛戦ではペイジに代わり、ルチャ・リブレの〝生ける伝説〟ミスティコとベイリー&ナイトの挑戦を受けた。

 ベイリーとナイトはミスティコ風のマスクをかぶって結束を示し、キャリス・ファミリーに対抗。体格で勝るオカダ組は巧みな連係でミスティコ組のスピードを殺していく。デイビスはナイト、ベイリーの順でマスクをはぐと、ナイトを3人がかりで蹴りまくる。フレッチャーの「オカダ!」の合図で、インターナショナル王者はナイトにドロップキックをぶっ放した、

 ミスティコ組は場外に落ちたファミリーに、3人同時にトペ・スイシーダを発射して逆襲。オカダは観衆の「ミスティコ!」チャントを浴びると、ナイトにはうすら笑いを浮かべながら突き立てた中指をガブリとかまれてしまう。すかさずドロップキックで反撃するも、ここから攻守がめまぐるしく入れ替わり、激しい攻防が繰り広げられた。

オカダ・カズチカ(左下)らはミスティコ(中央上)のトリプルトペ・スイシーダをくらう ©All Elite Wrestling
オカダ・カズチカ(左下)らはミスティコ(中央上)のトリプルトペ・スイシーダをくらう ©All Elite Wrestling

 チームリーダーのオカダは、エプロンでナイトから断崖式DDTをくらって場外に転落。リング上のフレッチャーにベルトを渡してダーティーな反則攻撃に出ようとするが、ベイリーのトペ・スイシーダを浴びて再び場外でダウンした。リングに復帰すると、今度はミスティコのヘッドシザースホイップでまたも場外に落とされ、トルニージョを見舞われまたもダウン。リング内のフレッチャーはミスティコにラ・ミスティカで捕獲されると、デイビスがベイリーの後ろ回し蹴りからナイトにUFOスプラッシュを決められ、3カウントを奪われた。

 オカダ組は王座在位わずか11日でベルトを手放すことに。一方、新王者となったミスティコは、AEWへの正式加入が発表された。オカダにはまた一人、手ごわいライバルの出現と言えそうだ。