WBC日本代表「侍ジャパン」の大谷翔平投手(31=ドジャース)が、14日(日本時間15日)、ベネズエラ代表との準々決勝(ローンデポ・パーク)に「1番・DH」でスタメン出場した。

 1点ビハインドの3回一死二塁の好機で打席を迎えた大谷だが、ベネズエラベンチは申告敬遠を選択した。初回には先頭打者ホームランを放っていただけにスタンドのファンは大ブーイング。ミゲル・カブレラ打撃コーチが〝全打席四球〟を予告していただけに球場は異様なムードに包まれた。

 それでも続く〝虎の主砲〟佐藤輝明内野手(27=阪神)が一死一、二塁から右翼線への同点適時二塁打を放つと、続く森下翔太外野手(25=阪神)も続いた。

 カウント2―2からネズエラ先発・スアレス132キロのチェンジアップを捉えた打球は左翼スタンドに一直線。勝ち越しの3ランに絶叫しながらダイヤモンドを一周し、ナインから手荒い祝福を受けた。

 流れがベネズエラに傾く中での見事な逆転劇。大谷はベンチで佐藤輝の肩を抱き笑顔で言葉を交わしていた。