F1中国グランプリ(GP)予選が14日に行われ、メルセデスの〝神童〟キミ・アントネッリ(19)がポールポジション(PP)を獲得し、史上最年少記録を更新する快挙となった。

 今季は開幕戦オーストラリアGPからワンツーフィニッシュを決めるなど名門メルセデスが圧倒的な性能を見せている中、予選でもエースのジョージ・ラッセルとアントネッリによる一騎打ちに。神童は見事なドライビングでわずかに上回り、待望のPPとなった。セバスチャン・ベッテルが2008年イタリアGPでマークした21歳72日の記録を大幅に上回る19歳201日で、F1史上初の10代PP獲得の偉業となった。

 アントネッリはサーキット外でも注目を集めていた。米メディア「スポットオンニュース」は「アントネッリとチェコのインフルエンサー、エリシュカ・バビチコワが破局した。バビチコワはインスタグラムで、臆測に答える形で関係の終焉を発表した」と報じている。

 事の詳細について同メディアは「彼女は現在インターネット上で流布している〝虚偽で不快な臆測〟について言及した。彼女は『私生活や将来に対する考え方が合わなくなったと感じたので、関係を終わらせたのは私です』と説明した」と伝えている。

 アントネッリとバビコワは2023年から交際が知られており、レースがある週末にはバビチコワが神童を熱心に応援する姿が見られた。しかし、今年に入って関係の危機がウワサされ、お互いに別の相手との熱愛もささやかれるなどしていた。

 こうした経緯を含めてバビチコワは、破局の背景にケンカやスキャンダルが一切なかったと強調。「大騒ぎすることなんてなかった。そんなことは全くなかった」とした上で「臆測や誤った情報、誤ったメッセージが飛び交っているのを目にしたが、他の男性も女性も関わっていなかった。浮気などなかった」と明言。あくまでアントネッリとの価値観の違いによる破局であると語った。

 独り身となった途端に待望のPP獲得を果たしたアントネッリ。しばらくはレースに集中して、大きな飛躍を遂げることになるのだろうか。