第6回WBCの準々決勝で大敗し、ベスト4進出を逃した韓国代表が何やら不穏な空気に包まれてきている。

 13日(日本時間14日)にマイアミのローンデポ・パークで対戦したドミニカ共和国に投打で圧倒され、0―10で7回コールド負け。序盤の2回に3点を先制されてから後手に回り、9投手をつぎ込む決死の策も実らず、大差をつけられて9回まで戦うことも許されなかった。

 代表チームは1次ラウンドで苦戦しながらもC組最終戦となったオーストラリア戦(9日、東京ドーム)に7―2で勝利。2勝2敗で3チームが並んだ中「勝利」「5点差以上」「2失点以内」という高いハードルをすべてクリアし、奇跡的な形でマイアミ行きのチケットを手にした。しかし、ソト(メッツ)やマチャド(パドレス)らMLBのスターぞろいの超強力な戦力の前に、まざまざと実力の違いを見せつけられた。

 この結果、リュ・ジヒョン監督(柳志炫=54)が指揮を執った今回の代表チームは解散となる。ただ、防戦一方のまま終わった展開に、韓国メディア「OSEN」は「ベスト8で敗退したにもかかわらず」と強調した上で「リュ・ジヒョン率いるチーム、帰国便もチャーター機で特別待遇!」と何事かを言いたげな見出しで今後の予定を伝えた。

 イ・ジョンフ(李政厚=ジャイアンツ)やキム・ヘソン(金慧成=ドジャース)らメジャー球団に所属する選手たちは「現地解散」。一方、韓国プロ野球(KBO)の選手たちは特別機で帰国の途に就くとした上で、使用する航空会社や経由地、到着が予定される空港名と時間も具体的に明記された。混乱が起きなければいいが…。