F1アストンマーティンで不調の新マシンでついに〝犠牲者〟が出てしまったと、専門メディア「F1 OVERSTEER」が報じた。

 日本メーカーのホンダと提携するアストンマーティンは、かねてエンジンの振動が問題視されており、ランス・ストロール(27=カナダ)は開幕前に「まるで電気イスに座って感電しているようだ」と指摘し、エイドリアン・ニューウェイ代表も激しい振動の中、ドライバーが長時間走行することで神経損傷に至る可能性を訴えていた。

 同メディアによると、スペインの「ラジオMARCA」に出演したエミリオ・デ・ロサス記者はフェルナンド・アロンソ(44=スペイン)は左手首と首に痛みがあり、マシンに長時間乗っていると症状が出ると語ったという。「スペイン人ライダーの関節に大きな負担をかけており、ホンダの振動が症状を悪化させている」と伝えた。

 同メディアは「アストンマーティンに競争力がないのであれば、ドライバーが一時期または長期のケガを負うリスクを冒す価値はない」とし「アロンソの不快感は非常に大きく、F1での将来に影響を及ぼす可能性もある。2026年が最後のシーズンになるのではないかという臆測が飛び交っているが、GPに出場できる保証はない」と指摘した。

 F1は今季第2戦の中国グランプリ(GP、決勝15日)が始まるが、アストンマーティンは新マシンの調整とともにアロンソの状態も気になるところだ。