苦戦するF1アストンマーティンのエイドリアン・ニューウェイ代表が解任される可能性が高まっているようだ。

 今季のF1開幕戦となったオーストラリア・グランプリ(GP)で、日本メーカーのホンダと提携するアストンマーティンは深刻なマシントラブルを抱えたまま、スタートし、予想通り結果を出せなかった。ベテランのフェルナンド・アロンソ(スペイン)は早期リタイア、ランス・ストロール(カナダ)は61年ぶりとなる15周遅れの最下位と醜態をさらした。

 元F1ドライバーで解説者のラルフ・シューマッハ氏は「バックステージ・ボックスエンガッセ・ポッドキャスト」に出演。アストンマーティンのニューウェイ代表が解任される可能性があると語った。「すぐに誰かが来るでしょう。それはほぼ確信しています。なぜならニューウェイはそういう(代表を務める)人間ではないからです。彼は自分に無理強いしてやっていると思います」

 さらに天才ドライバーの実弟は「彼(ニューウェイ代表)は目立たないようにしているのが好きなんです。自分のやりたいことをやりたいんです。たとえ成功している時でも。パドックではいつも誰よりも先に歩いています」とし「彼は現在、人事異動のための仮配置です。当初の希望とは違ったと思います。近々組織改編も行われる予定です」と〝解説〟した。

 同氏の見解についてスペイン紙「AS」は「ニューウェイ氏が保有するアストンマーティンの株式が解任を阻止する可能性があるとの臆測もあるが、レッドブルの元技術責任者である同氏は車に対する自身のビジョンが実現可能であることを証明したい」とし「パワーユニット問題が解決し、彼の努力の成果を得られるまで残留したいと考えているだろう」と指摘していた。