F1開幕戦オーストラリア・グランプリ(6日開幕、8日決勝)に臨むアストンマーティンの新マシンが〝凶器〟になると、ドイツ紙「ビルド」が報じた。

 アストンマーティンは今季から日本メーカーのホンダとタッグを組んでいるものの、3度あった公式プレシーズンテストで、マシンはまともに機能しないまま。特にエンジン振動が問題視されている。ランス・ストロール(カナダ)は「どう表現したらいいのかわからない。まるで電気イスに座って感電しているような気分だ」と表現した。

 同紙は「ドライバーは激しい振動に不満を訴えた。伝えられるところによると、ステアリングホイールへの振動は非常に激しく(ランス)ストロールは社内で15周以上は走行できないと述べている。(フェルナンド)アロンソは25周走行できる」とし「チーム代表のエイドリアン・ニューウェイによると、それ以上の周回はドライバーの親指に不可逆的な神経損傷を引き起こす可能性があるという」と伝えた。

 マシンを走行させるとドライバーがケガをするというもので、もはや凶器ともいえそうだ。同紙は「英国のレーシングチームが、この問題の恒久的な解決策を見つけるのにどのくらいの時間がかかるのかも、同様に不透明。一つわかっていることはアストンマーティンは優勝争いに一切関与しないということだ」と指摘していた。