F1開幕戦オーストラリア・グランプリ(6日開幕、8日決勝)に向けてアストンマーティンは不安を払しょくできなかった。

 今季から日本メーカーのホンダとタッグを組むアストンマーティンは3度あったプレシーズンテストでまともに走行できず、マシンの開発や調整面で出遅れ。特にエンジン振動が問題視されている。

 スペイン紙「マルカ」によると、今季初戦を前にフェルナンド・アロンソ(スペイン)は「もし優勝を争っていたら、あの振動で3時間は走れるだろう」とし「彼らは日本でテストを続けていて結果を見るのが楽しみだ」と前向きなコメントをしたという。

酷評されたアストンマーティンのマシン(ロイター)
酷評されたアストンマーティンのマシン(ロイター)

 しかし、もう一人のトライバーとなるランス・ストロール(カナダ)はエンジンの不調について苦言を呈した。「どう表現したらいいのかわからない。まるで電気イスに座って感電しているような気分だ」とし、エンジンによる振動で「ミラーが外れることもあればテールライトが外れることもあった」と、マシン全体に大きな影響が出ているという。

 同紙は「アストンマーティンは、問題に正面から取り組むことを決断した。明白な事実を否定することなく、問題や疑念を隠すこともせず、新シーズンを迎えている」とし「初期是正措置で状況が改善されなければ、深刻な事態を招く可能性がある」と報じていた。