野球日本代表「侍ジャパン」は10日、WBC1次ラウンドC組のチェコ戦(東京ドーム)に9―0で大勝を収めた。7回まで〝ゼロ行進〟だった打線が8回に爆発。一挙9点を奪って、米・マイアミでの準々決勝に弾みをつけた。

 今大会、元気のなかった大砲・村上宗隆内野手(26=ホワイトソックス)に待望の一発が生まれた。5点のリードがついた8回二死満塁。4球目の高め直球をバックスクリーン右に突き刺した。会心の一発に「手応えはよかった」と表情を緩ませつつ「アメリカに行っても頑張りたい」と気合を入れた。

 メジャー挑戦を機に打撃のアプローチを変えている。待望の一発が出るまで14打数2安打。「いろいろ試していることもある中で、ああやって打ててよかった」と安堵感をにじませた。

 ここからは負ければ終わりの戦いが待っている。いやが応でも結果が求められる26歳にとって、離日前最後の打席で放った特大弾は、何より自分自身を勇気づけたはずだ。