F1グランプリ(GP)の中東ラウンドが周辺地域の情勢緊迫化を受けて開催が不透明になっている問題で、代替開催は行われない見通しとなった。
米国やイスラエルによるイラン攻撃で中東各国の治安が不安定化しており、直近に迫っているバーレーンGP(4月12日決勝)とサウジアラビアGP(同19日決勝)も両国がイランからの報復攻撃対象になっていることから、開催できるのか懸念が高まっている。
仮に開催できない場合に備えてさまざまなプランが検討されており、中東ラウンドの直前に日本GPが開催されることから移動の負担をなくすため日本国内での連戦計画も一部の海外メディアで報じられていた。
そうした中、アラブ首長国連邦(UAE)紙「ガルフニュース」は「F1バーレーンGPとサウジアラビアGPが中止となった場合、代替開催は行われない」と報じた。
「ポルトガルのアルガルベ国際サーキットとイタリアのイモラにあるアウトドローモ・インテルナツィオナーレ・エンツォ・エ・ディーノ・フェラーリが代替候補として提案されていたが、4月中にどちらの会場でもレースを開催するには時間が足りない」と指摘。「その結果、F1カレンダーは24レースから22レースに縮小され、シーズン第3戦の日本GPと、5月1~3日に予定されているマイアミGPの間に5週間の休みが生じることになる」と伝えた。これにより、日本GP連戦計画は消滅した。
英スポーツ専門放送局「スカイ」によると、中東2レースの扱いに関する正式決定は20日までに行われる見込みとなっている。












