F1の今季開幕戦オーストラリア・グランプリ(GP)決勝が8日に開催され、トラブル続発で迷走しているアストンマーティンはフェルナンド・アロンソがリタイア、ランス・ストロールが異例の15周遅れでダントツ最下位という目を覆いたくなるような結果に終わった。
今季から本格復帰したホンダと組むアストンマーティンは、プレシーズンからパワーユニット(PU)の問題が頻発し、オーストラリアGPに入ってもトラブルが続いた。ついにはエイドリアン・ニューウェイ代表が、会見でホンダに苦言を呈すなど、いきなりチーム崩壊の危機に瀕している。
混迷の中で迎えた開幕戦は、やっぱりダメだった。アロンソはわずか14周で問題を訴えて一度リタイアし、修理を経てデータ収集のために異例の再出走となるも、その後に改めてリタイアした。一方、ストロールはスタートから終始最後方で、15周遅れの最下位。完走扱いにすらならないていたらくだった。
ストロールが記録した〝15周遅れ〟という異例のゴールについて、F1データサイト「ホーリネス」は「ランス・ストロールは今日、60年以上ぶりにトップからちょうど15周遅れでレースを終えたドライバーとなった。以前の記録は、モイセス・ソラナが1965年のアメリカGPで記録したものだった」と速報。なんと61年ぶりの屈辱となったわけだ。
ストロールはレース後、報道陣に対応。英メディア「GPファンズ」がその様子を伝えた。
「我々にとっては、ただ周回を重ねるだけの練習セッションのようなものだった」と本音を交えて吐露。「ピットインして、いくつか違うことを試して、今週末抱えていた問題のいくつかを解決した。少なくともコースに出て数周走行できたので、中国ではもっと良いポジションにつけることができるといいね」と、次戦の中国GP(15日決勝)に向けて必死に前を向いた。
今季から本格復帰を果たしたホンダとアストンマーティン。ここからはい上がってほしいところだが、当面はさまざまなワースト記録との戦いになるかもしれない。













