F1の今季開幕戦オーストラリア・グランプリ(GP)決勝が8日に開催され、トラブル続きのアストンマーティンはフェルナンド・アロンソがリタイア、ランス・ストロールが異例の15周遅れで記録的な最下位となった。海外ではこの結果を受けて、今後のチーム体制について議論が沸き起こっており〝メルセデス待望論〟も出ている。
今季から本格復帰したホンダと組むアストンマーティンは、プレシーズンからパワーユニット(PU)の問題が続発。オーストラリアGPに入ってもトラブルは続き、両マシンともまともにレースをするには至らなかった。
GP中にはエイドリアン・ニューウェイ代表が会見で、タッグを組むホンダに異例の苦言を呈すなどいきなりチームは空中分解危機に発展。厳しい状況を受けて、アストンマーティンはレース後に公式SNS上で声明を発表し「チームメートのために。応援してくれる人たちのために。私たちはこれからも共に頑張り続けます」と現体制の維持を示唆する異例の決意表明を行った。
ただ、この声明に対しては賛否が渦巻いており、中には「2027年に向けてメルセデスと契約してください」と痛烈な声も寄せられた。
海外でもパワーユニットのメーカー交代を求める意見が次々と出ており、SNS上では「メルセデスのエンジンとアストンマーティンのシャシーを組み合わせたらどうなるでしょうか? ぜひ知りたいですね」「私はアストンマーティンのファンですが、メルセデスに乗り換えると思います。ブランドを信頼したのに、こんな目に遭うなんて本当に残念です…」「もしアストンマーティンがエンジンサプライヤーとしてメルセデスを継続していたら、私たちは同じ問題に悩まされることはなかったでしょうが。違いは信頼性が高かっただろうということです」など、昨年までPU供給を受けていたメルセデスの待望論が噴出している。
メルセデスは今季PUを自チーム含め4チームも供給しており、またシーズン途中のPUメーカーの変更はリスクが大きすぎて現実的ではない。それでも、開幕戦から露呈したあまりにも厳しい状況に、現体制に不安が広がっていることも確かなようだ。













