侍戦士不在の阪神で若虎たちが激しいアピール合戦を繰り広げている。
WBC日本代表では坂本誠志郎捕手(32)、佐藤輝明内野手(26)、森下翔太外野手(24)の主力3選手が奮闘中。8日の巨人とのオープン戦(甲子園)には2―3で敗れたが、スタメンマスクをかぶった育成選手の嶋村麟士朗捕手(22)が8回に右翼席に突き刺さる〝甲子園1号〟を放つなど、猛アピールを続けている。
正捕手の坂本が世界の大舞台で戦う中、嶋村の出場機会も増加。本人は「すごいありがたいこと」と率直な思いを明かし「もっとアピールしていかなきゃいけないし、守備でも打撃でもまだまだ課題も多いので、克服しながら。誠志郎さんが帰ってきても、首脳陣の方々に『嶋村を使いたい』って思ってもらえるようなキャッチャーになりたいです」と力強く語った。
また、外野の全ポジションに加えて三塁の守備にも就く高寺望夢内野手(23)も「この期間でアピールしたいです」と意気込む。佐藤、森下が定位置とするポジションと重なるだけに、少ない守備機会で持ち味を見せつけるつもりだ。
もちろん、WBC組に割って入るためには守備だけでなく、打撃面での成長も示す必要がある。高寺は「ボール球に手を出しすぎているので、もっと見極められるようにすれば1本出ると思いますし。できることは全部100%でやっていきたいです」とこちらも鼻息が荒かった。
主力不在の今こそ、若虎たちには自らの存在を示す絶好機。限られたチャンスで結果を残し、藤川監督ら首脳陣の信頼を勝ち取ってみせる。












