阪神の新助っ人、ダウリ・モレッタ投手(29)が7日、ソフトバンク戦で甲子園初登板。1イニングを1安打2奪三振、無失点に抑える好投を披露した後、スタンドの爆笑を誘うパフォーマンスで虎党の心もわしづかみだ。

 1点リードの8回に登板すると、先頭の代打・笹川を外角低めのスライダーで空振り三振。このボールは代名詞でもある、ジャイロ要素の強いスライド回転で逆に曲がってしまうスライダーだった。そして二死二塁のピンチではオスーナを内角147キロ直球で見逃し三振。雄たけびを上げながらマウンドを降りると、ビジター側の三塁ベンチへ勢いよく歩き出した。

 三塁手の佐野に指摘され、藤川監督からは一塁ベンチ前でリールを巻き戻すようなジェスチャーで呼び戻されるという珍事に球場は爆笑の渦。助っ人は「気持ちが高ぶってしまって間違えちゃった。恥ずかしかった。ごめんなさい」と赤面だった。

 モレッタが昨季、所属していたパイレーツの本拠・PNCパークのホームベンチは三塁側。まだピッツバーグ時代のクセが抜けていないようで…。