韓国代表キム・ヘソン内野手(金慧成、27=ドジャース)の敗戦後の涙に日本のファンも感銘を受けた。

 WBC1次ラウンドC組・韓国―台湾戦(東京ドーム)は接戦のまま延長10回タイブレークに突入。台湾が1点を奪い迎えた10回裏、韓国は一死三塁でキム・ヘソンが打席に立ったが一ゴロと凡退。三走が本塁で憤死した。

 二死一塁と絶体絶命のなかキム・ヘソンはヘッドスライディングで二盗に成功。一打同点の状況をつくった。だがこの日、2安打1本塁打3打点の主砲キム・ドヨンが右邪飛に倒れゲームセットとなった。

 台湾代表がマウンドで喜びを爆発させるなか、ベンチに引き上げたキム・ヘソンは涙。ベンチに座ったまま動かない様子が中継で抜かれた。 

 これに日本のファンからも「キム・ヘソンがベンチで動けなくなった姿はグッとくるものがある」「キム・ヘソンがいなかったらとっくに負けてる」「最後の盗塁には涙が出た」と同情の声が上がった。

 前夜の日本戦でキム・ヘソンは4回に一時同点の2ランを放った。その姿にドジャースで同僚の大谷翔平が日本ベンチから拍手を送るなど、国を越えた友情が話題となっていた。