ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)1次リーグのA、B、D組が6日(日本時間7日)に開幕。元ヤクルトの松元ユウイチ監督率いるB組のブラジルは前回準優勝の米国に5―15で大敗した。

 投手陣が19四死球を与えて崩壊。惨敗スタートとなったが、収穫もあった。MLB通算555本塁打を放ち、2017年には独立リーグ・高知で1年間プレーしたマニー・ラミレス氏(53)の息子、ルーカス・ラミレス外野手(20=エンゼルス傘下)が2本塁打をマーク。まず初回、左打者のルーカスは米国先発のローガン・ウェブ投手(29=ジャイアンツ)が外角低めに投じたシンカーを救い上げ、右中間スタンドへ運んだ。

 さらに8回には救援左腕、ゲーブ・スパイアー投手(30=マリナーズ)の148キロ直球を右翼席に突き刺した。米メディアによれば、20歳49日のルーカスはWBCで複数本塁打を放った最年少記録を更新したという。

 ルーカスは「正直言って、人生最高の日でした。予選の初打席での爆発を想像していた。でも本当に起こったなんて信じられないよ。5か月間、寝る前や祈った後にいつもイメージしているんだ。そして、それは起こった」と興奮気味に語った。

 ド派手な〝世界デビュー〟を果たしたルーカスについて、MLB公式サイトは「父親とは異なり、意図的に左打ちをするラミレスは2024年のドラフト17巡目でエンゼルスに指名された。もしメジャーリーグ入りを果たせば、この才能ある外野手には高い期待が寄せられる」と評した。