WBC日本代表は7日、東京ドームで韓国代表と激突する。初戦を圧勝で飾った侍ジャパンにとって、1次ラウンドC組で勢いを持続させられるかどうかを左右する〝ライバル対決〟となる。

 現役時代は日韓両国のプロ野球でもプレーし、韓国の地上波テレビ「SBS」で解説を務めるイ・デホ氏(李大浩=43)は、決戦の行方をこう占っている。「(日韓戦は)往々にして投手戦になる。打線の中軸がホームランを打つかどうかが試合の行方を左右するだろう」とひと振りで決着する可能性があると見通した。

 その背景にあるのは、侍ジャパンの投手力だ。前日6日の初戦は山本(ドジャース)、藤平(楽天)、宮城(オリックス)、北山(日本ハム)、曽谷(オリックス)の継投で無失点。規定によって7回でコールド勝ちとなったが、許した安打はわずか1本だった。

 イ・デホ氏は「日本の投手陣は制球力に優れ、変化球もいい。チャンスはそう多くは訪れない。訪れたチャンスを確実につかまなければならない。その一打で試合の流れが変わる」と強調した。また、日韓戦では対戦するたびに球場内は異様な雰囲気に包まれる。「勢いが全てだ。早い段階で得点すればチームの士気が大きく上がる。反対にリードを許すと、日本は試合運びが非常に安定したチームなので、追いつくことは容易ではない」と先手必勝とみている。

 侍ジャパンは初戦を13―0の圧勝で飾り、韓国はチェコに11―4で圧勝してから中1日で相まみえる。イ・デホ氏は「東京ドームは打球が飛びやすい球場。1本の長打で完全に流れが変わる。早い段階での長打が非常に重要になる」と試合会場の特徴も捉えて分析。どんな決着を迎えるのか、大きな注目が集まりそうだ。