WBC1次ラウンドC組の台湾は7日のチェコ戦(東京ドーム)に14―0で7回コールド勝ち。大会初白星で、準々決勝進出へ望みをつないだ。

 初回から小技を駆使して先制に成功。セーフティーバントや重盗を絡めて2点を奪った。2回には3番・フェアチャイルドのグランドスラムが飛び出し、一気に相手を突き放した。中盤にも得点を重ね、6回には5点のビックイニング。4人の投手も無失点リレーを見せ、7回コールドで快勝した。

 5日のオーストラリア戦、6日の日本戦に連敗を喫し、後がない状況で迎えた一戦。2024年のプレミア12覇者は、崖っぷちで打線が爆発しチームは大会初勝利をつかみ取った。一方のチェコは日本戦を残して3戦3敗となり、1次ラウンド敗退が決まった。

 試合後、台湾ナインはグラウンドで円になってスタンドを埋め尽くしたファンに一礼。翌8日の韓国戦で登板が見込まれる〝台湾の至宝〟こと日本ハム・古林睿煬投手(グーリン・ルェヤン=25)もマウンドで感触を確かめるなど、次戦に向けて気合十分だった。

 翌8日には韓国戦(東京ドーム)が控えるが、この日のコールド勝利で投手陣の消耗も最小限。大一番へ弾みをつける快勝となった。