新日本プロレス「旗揚げ記念日」(6日、大田区総合体育館大会)で、マスター・ワト(28)がIWGPジュニアヘビー級王者のDOUKI(10万34)に敗れ、悲願の同王座初戴冠はならなかった。
極悪軍団「ハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)」に属する王者との大一番は戦前の予想通り大荒れの展開となった。SHOがDOUKIに成りすまして入場し、いきなり試合に介入すると、H.O.Tのメンバーが次々と乱入。しかし、本隊からもYOH、矢野通、ウルフアロンらが助太刀に訪れ、何とか1対1の戦いに突入した。
DOUKIの急所攻撃をキャッチしたワトは、アトランティーダの体勢から通天閣ジャーマンで勝負に出る。しかし、これをカウント2で返されると、レシエンテメンテを狙ったところでレフェリーがDOUKIに巻き込まれてしまい、再び無法空間に。TTDを狙うとリング下に隠れていたSHOから急所攻撃を決められてしまう。
悶絶したワトは鉄板上への高角度DDTでグロッギー状態に。最後はスープレックス・デ・ラ・ルナでついに力尽き、記念興行でのベルト奪取はならなかった。
無法ファイトに沈んだワトは怒り心頭だ。「こんなやり方で勝ったって言えるのか? 神がこんな勝ち方で誰がお前を信じると思う。俺はこんなやり方を決して許すことはない。この今の新日本プロレス。今の新日ジュニアヘビー級、俺が変えてやる」とキッパリ。
さらには「(高橋)ヒロムさんがいなくなろうと、誰がいなくなろうと、俺は俺を信じる。だから見てる皆さん、俺を信じて新日本プロレスついてきてください」と呼びかけていた。
一方、試合後のリング上にはYOHが次期挑戦者に名乗りを挙げた。H.O.Tの前リーダー・EVILのTシャツを着用して姿を現すと、EVIL(変型大外刈り)でDOUKIとSHOをKO。勝利者が浴びるはずだったテープシャワーもYOHが浴びるという奇想天外な行動を見せ、54回目の旗揚げ記念日は混沌の結末となった。














