ドラゴンの魂に新たな炎だ。〝炎の飛龍〟こと藤波辰爾が、齢(よわい)72にして新たな王座の戴冠を目指すことを誓った。
藤波は3日、ドラゴンゲートの後楽園大会に出場。因縁あるスーパー・ストロング・マシーンの実の息子であるストロングマシーン・Jとタッグを結成し望月成晃(56)、ドン・フジイ(55)組の持つアジアタッグ王座に挑戦した。
観客の圧倒的な支持を得たドラゴンは飛龍殺法を繰り出して王者組に迫ったが終盤になると押し込まれ、Jが望月の腕固めに捕獲される。そしてその腕が「ギギギ…」ときしむ様子に耐えかねた藤波はたまらずタオルを投入。これで試合がストップとなり敗れ、王座奪取とはならなかった。
試合後はJについて「いい選手だと思いますよ。今日は彼の負担が重くなってしまったかな。僕がもう少し動ければ…」と唇をかんだ。それでも久々の王座戦に「選手権試合となると、どこでやろうともやっぱりそれだけの緊張感もあるし、気が引き締まる思いだし」と新たな闘志がみなぎった様子だった。
かつて日本プロレスで吉村道明と大木金太郎が保持している姿に憧れていたというアジアのベルトに挑戦したことも刺激になったようで「そのベルトが目の前にあるというね。歴史があるのでね。そりゃ俺も巻いてみたいですよ」と握り拳。今後に向けて「自分が現役でリングに上がってる以上は、常に何かベルトを目指すのが夢なんでね。今日はいいチャンスをもらいました」と力を込めた。
衰えぬドラゴンの戦いはまだまだ続きそうだ。












