米スポーツ専門局「ESPN」(電子版)は今季のDHランキングを発表し、ドジャースの大谷翔平投手(31)は堂々1位だったが、驚くに値しない。最優秀DHに贈られるエドガー・マルティネス賞は2021年から5年連続で受賞。オールスター戦のファン投票で5年連続DHで1位に選ばれている。MLBのベストナインに当たるオールMLBチームファーストチームのDH部門も21年以降では22年を除き4度選出と無双状態だ。

 同サイトは「ここ3年で153本塁打、調整OPS+183を記録。だから彼が今季の指名打者トップ10のリストのトップに名を連ねているのも不思議ではない」と指摘した。

 そんな大谷だが「チャンスに弱い」とのレッテルが貼られている。得点圏打率は初の本塁打王に輝いた23年が3割1分7厘、「50―50」を達成した24年が打率2割8分3厘、自己最多の55本塁打を放った昨年が打率2割4分7厘だ。ちなみにメジャー通算では打率2割8分8厘となっている。

 そんな中、同サイトは昨年ハイレバレッジ(試合の勝敗を左右する重要な局面)でのOPS(出塁率+長打率)が1・123、メディアムレバレッジ0・975、ローレバレッジ1・021と紹介。チャンスに弱いどころか、ここ一番の場面で長打を放っている、つまり相手にとって嫌な打者であることが分かった。

 ちなみに1・000を超えればMVP級と言われるOPSで、昨年の大谷はほぼ一定。本拠地が1・010で敵地が1・018。前半戦0・988に対して後半戦は1・054。1~3回が1・019、4~6回が0・979、7~9回が1・041だ。、また、先発投手0・977に対して救援投手は1・071となっている。

 どんな場面でも力を発揮するそれが大谷だ。単なるランキングではなく凄さが分かった。