どこまで伸びるのか――。WBC日本代表の侍ジャパンは1日に名古屋から大阪に移動し、京セラドームで調整した。2日からは大谷翔平(31=ドジャース)らMLB所属選手も強化試合への出場が可能となる。6日の1次ラウンド初戦(台湾戦、東京ドーム)に向け、いよいよ期待感も高まる中、大谷が伸ばし続けている〝ロン毛〟の行方も注目されている。
〝大谷フィーバー〟が過熱中だ。この日、侍ジャパンは新幹線で大阪入り。大勢のファンが詰めかけた名古屋駅のホームには規制線が張られ、警察も出動する厳戒態勢だった。
大谷らMLB勢が実戦で調整できる舞台は2、3日のオリックス、阪神戦の2試合。今大会は打者に専念する大谷の打撃も期待されるが、別のところも注目を集めている。それがどんどん伸びていく頭髪だ。特に後ろ髪は帽子から完全にはみ出し、すっかり〝ロン毛化〟している。
もちろん、どれだけ伸ばそうが大谷の自由。長さの制限や決まりもない。ただ、過去最長クラスに伸びていることから、ファンだけでなく球界関係者の間でもさまざまな臆測と今後が語られている。
まず、髪が伸びていることについて日本球界関係者の一人は「もともと大谷は野球以外のことに無頓着。単に気にしていないだけか、オフシーズンも忙しくて切る時間がなかっただけでは」と推測する。また、別の関係者は「もしかしたら、どこかのスポンサーとの兼ね合いで切れないのかもしれない。髪を切る時間くらいはあるはず」と読み解いた。
さらに、〝験担ぎ説〟もある。「シーズン中もちょこちょこは切っていたのかもしれないけど、昨年の開幕前にさっぱりしてからイメージが変わるほど切っていたような記憶はない。ワールドシリーズを連覇してMVPも取ったし、そのままにしているのでは」(別の関係者)。球界では国を問わず好結果を残した後に験を担いでヒゲをそらなかったり、同じルーティンを続ける選手もいる。その一環として大谷が髪を切らないとみている。
そして、今後どうなるのかも気になるところだ。「大谷がやることには一つひとつ意味がある。意味のないことはやらない」と断言したNPB関係者は「ドジャースのキャンプインや侍ジャパンで帰国する前など切るタイミングはいくらでもあったはず。そこで切らなかったということは、台湾戦の前にバッサリと切るのかもしれない。そうすれば日本代表にも一段と気合が入るだろうし」と占ったが…。
結局のところ、大谷が新たな髪形を模索しているだけの可能性もある上、真意は本人にしか分からない。そんな周囲の喧騒をよそに「プレッシャーのかかる試合が続くと思いますが、自分たちの野球をしっかりやることが大切」と頂点だけを見据えている。いつ〝断髪式〟は行われるのか。桁外れの注目度を誇る大谷ならではの事象といえそうだ。












