侍ジャパン・森下翔太外野手(25=阪神)が28日の強化試合・中日戦(バンテリン)の2回にソロアーチをマーク。侍の一員として出場した今春4試合の実戦で、合計13打数4安打(打率3割8厘)5打点と、順調なアピールを積み重ねている。

 試合後の井端監督も「ちょっと疲れがあった中で、いいホームランが出た」と虎のヤンチャ小僧を評価した。WBC本大会まで実戦は残り2試合。京セラドームを舞台に2日にはオリックス、3日には阪神と対戦するが、当該のゲームでは既に代表合流を果たしている大谷(ドジャース)だけでなく、鈴木(カブス)、吉田(レッドソックス)らの有力メジャー外野手が出場する予定。森下に割り当てられる打席は今後、少なくなっていく。

 近藤(ソフトバンク)らも控える侍外野のレギュラーを森下がつかみ取ることは至難の業だが、大きな舞台、重要な局面でこそ「火事場の馬鹿力」を何度も発揮し続けてきた25歳の勝負強さは大きな魅力だ。本人も自身とメジャー勢を比較して「現時点では自分は劣っているなと感じる」と率直な感想を吐露。それでもこの男からは常に〝ラッキーボーイ〟になれそうな雰囲気が常に漂っている。