ドジャース・佐々木朗希投手(24)がオープン戦初登板で結果を残せず、米メディアから厳しい評価を受けている。

 25日(日本時間26日)に行われたアリゾナ州スコッツデールでのダイヤモンドバックス戦に先発して〝途中降板〟。予定された2イニングに届かず、1回1/3を投げて3安打、3失点でマウンドを降りた。最速は98・6マイル(約158・7キロ)を計測し、3三振を奪う収穫があった一方、制球が定まらず2四球を与え、36球を要した。

 移籍1年目だった昨季は先発として開幕を迎えたものの、右肩を負傷して長期離脱。復帰後はチーム事情もあってリリーフに転向し、ドジャースファンから「ロウキ」コールが沸き起こるほどの救世主となり、ワールドシリーズ連覇に貢献した。ただ、先発と救援の両方を経験し、新たな球種を携えて臨んだ今季初登板の結果だっただけにショックは小さくなかったようだ。

「大丈夫か?」佐々木の元に集まる監督とチームメイト(ロイター)
「大丈夫か?」佐々木の元に集まる監督とチームメイト(ロイター)

 球団専門メディア「ドジャースウェイ」は「佐々木朗希の散々な春季デビューがドジャースファンに2025年の悪夢を呼び覚ました」と激辛評価。「結局のところ、ドジャースがどうしても今季答えを出さなければならない疑問に帰着する。佐々木はメジャーリーグで先発投手に必要な資質を備えているのか?」と適性に疑念を向けた。

 もちろん、佐々木の実戦は始まったばかり。球団側も将来のエース候補になる器量を持つ逸材として獲得しており、今後も登板するチャンスは巡ってくる。しかし、先発ローテーションの座を射止めるためには、他のライバル候補たちを上回る結果を残さなければならない現実もある。

 同メディアは「佐々木が先発よりも試合終盤の抑え投手に適しているのではないかという懸念を和らげることはできなかった。この若者にはまだまだ成長が必要だ」と指摘。すべては期待の裏返しだが、次回登板で進化を見せられるのか見ものだ。