公務上の不正行為で逮捕されたアンドルー元王子が警察車両で連行される瞬間の写真が22日、パリのルーブル美術館に展示される騒動が起きた。英紙サンが23日、報じた。

 億万長者を批判する英国の政治キャンぺーン団体「Everyone hates Elon」(誰もがイーロン氏が嫌っている)の活動家が美術館の壁に飾ったもので、ロイター通信のカメラマンが撮影した写真には19日に逮捕されたアンドルー元王子ことアンドリュー・マウントバッテン=ウィンザー容疑者がノーフォークの警察署から出ることを許可された後、レンジローバーの後部座席に倒れ込む姿が写っている。 

 この写真が同紙の1面を飾ったことにちなみ、額窓された写真には「彼は今、汗をかいている」というキャプションが写真に添えられていた。

 同団体は、メンバーが写真を飾る動画をインスタグラムに投稿。「『ルーブル美術館に飾ろう』と言われていたから、そうしました」とのキャプションが添えられていた。別の動画では、訪問者がその絵を見て笑ったり、写真を撮ったりする様子が見られる。

 ルーブル美術館のスタッフが15分後に気づいて写真を撤去したため、その写真は長くは掲載されなかった。

 同団体は「この象徴的な逮捕写真をルーブル美術館に展示することで、世界が元アンドルー王子をどう記憶するかを示したいと考えた。これが始まりに過ぎないことを祈ります。エプスタイン事件の被害者全員に正義がもたらされますように」との声明を出している。

 さらには「その使命は、億万長者たちを少しずつ怒らせることだ」と付け加えた。

 同団体は今月初めにもウォルファートンのサンドリンガム・エステートの駐車場に通じる標識にアンドルー元王子を中傷批判するポスターを掲示している。また以前にも世界一の富豪イーロン・マスク氏を批判するポスターをイーストロンドンのバス停に掲示する行為も働いている。