2月20日は〝燃える闘魂〟こと故アントニオ猪木さん(享年79)の生誕の日。前日の19日には「アンドロイドアントニオ猪木」プロジェクト立ち上げ発表会が都内で行われた。
一昨年の猪木さんの誕生日にアンドロイド(人間そっくりのロボット)制作の方針を明かし、昨年の誕生日には、人工知能(AI)を利用したホログラム映像の「猪木ロイド」を発表した。これを進め、進化したAI技術により、猪木さんを人型疑似ロボットで立体的によみがえらせるというプロジェクトだ。猪木元気工場(IGF)と、アンドロイド研究・開発のの第一人者で、大阪大学栄誉教授の石黒浩氏が代表取締役CEOを務めるAVITA社、SMBCバリュークリエーションが協力し、猪木さん84歳の誕生日となる来年2月20日までの完成を目指す。
「アンドロイド猪木」の大きな目的の一つは「100年先の青少年の人生相談相手」だ。IGF社長で猪木さんの実弟、猪木啓介氏は「アントニオ猪木はどういう人間かをわかってもらいたい」とプロジェクトの目的を明かした。
石黒氏は昨年の大阪・関西万博で、「いのちの未来」パビリオンのプロデューサーを務めたことで知られる。これまで夏目漱石や渋沢栄一ら歴史上の偉人にタレントのマツコ・デラックスらのアンドロイドを制作してきたが、猪木さん型のロボット制作について「たくさんデータがある方なので、やりやすい方。感情表現とか動作が大きい方なので機敏な動きを出していきたい」と、語った。また今後、猪木さんをモデルとしたアンドロイドがリングで戦うことができるかは「人間の顔を持ったヒューマノイドが、本当にプロレスさせるには時間がかかる」と話していた。












