フィリーズから解雇された元オールスター選手、ニック・カステラノス外野手(33)が自身のSNSに手書きの反省文を投稿し、注目を集めている。

 カステラノスは昨年6月、自身の起用法についてロブ・トムソン監督(62)に不満をぶちまた。翌日の試合でスタメンから外されるとダッグアウトにビールを持ち込み、指揮官は「一線を越えた」と激怒。以降はトレードによる放出などが取りざたされたが、そんな問題児を引き取る球団はなく、解雇に踏み切った。

 カステラノスは「野球界のベテランとしてルールというものがあり、マイアミでその一つを破ってしまった」といまさらながら反省。「友人や家族の前で接戦の試合から降板させられた後、私はダッグアウトに『プレセデンテ』(ビール)を持ち込んだ。そしてロブのすぐ隣に座り『ある部分で手抜きをしすぎたり、ある部分で厳しすぎる規制を課したりするのは、我々の勝利につながらない』と彼に伝えた」と〝マイアミ事件〟と呼ばれる当時を振り返った。ただ、ビールは飲む前に球団特別補佐役を務めるハウィー・ケンドリック氏に取り上げられたとし「チームメートとハウィーには感謝している」とつづった。

 さらに「試合後、デイブとロブと一緒にオフィスへ行った。私たちは意見の相違を吐露し、会話は感情に流されてしまったことを謝罪して終わりました。翌日には事件の詳細をメディアに全て話すつもりでしたが、経営陣からそうしないように指示されました。私の行動に対する罰として、私は次の試合でベンチ入りさせられました。私はこのスポーツが好きで、チームメートであることが好きで、そして勝利に夢中です。この経験から学びます」と記した。

 一方、球団のデーブ・ドンブロウキス―編成本部長は「マイアミでのこの事件についてはさまざまなことが言われているが、必ずしも一つの事件だけが原因ではない」と〝マイアミ事件〟以外にもトラブルがあったことを示唆。メジャー通算250発のスター選手は新天地でやり直すことができるのか。