阪神が11日、沖縄・宜野座キャンプで初の紅白戦を実施する。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が開催されるため、代表メンバーに選出されている石井大智投手(28)、坂本誠志郎捕手(32)、佐藤輝明内野手(26)、森下翔太外野手(25)の4選手も出場予定。さらに主力の近本光司外野手(31)、大山悠輔内野手(31)らも登場するとあって、現地を訪れる虎党には垂涎のエキシビジョンゲームとなりそうだ。

 後攻白組の1番・中堅は近本、2番遊撃には新助っ人ディベイニー。そこからクリーンアップは森下、佐藤輝、大山と公式戦さながらの豪華布陣。藤川球児監督(45)は「投手は調整メンバーを段階的に。野手の方は近本や大山が(初の実戦での)打席に立つというところ。健康で終わればいいですね」と話した。

 勝敗や数字に一喜一憂する時期ではない。シーズンを見据え、投手は球数と強度を上げ、野手は実戦のタイミングを段階的に取り戻していく。キャンプ初日に「連覇という言葉は使いません。タイガースはまた新しい1年を今日からスタートする」と宣言した虎将ではあるが…。宜野座で始まる主力の勢ぞろいの一戦から、連覇への逆算をスタートさせるつもりなのかもしれない。