阪神の沖縄春季キャンプ第2クールが9日、最終日を迎えた。3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のメンバーにも初選出された森下翔太外野手(25)は、例年よりも前倒しとなる実戦モードの調整に手応えをにじませた。

 WBCに向けて14日からは侍宮崎合宿に参加予定。第2クールはシート打撃や練習試合にも打ち込んだ。「去年は自分だけに集中していましたが、今は投手のボールを打てないと対応できない。早い段階から自分だけじゃなく投手と対戦できるような準備を頑張ってます」。

 またこの日は、都内の同じトレーニング施設を利用してきた縁のあるドラフト1位・立石正広内野手(22=創価大)も宜野座に初合流。ドラ1ルーキーは1月の合同自主トレ中に「右脚の肉離れ」で離脱し、具志川で調整を続けていた。

 新人合同自主トレで負傷し、一軍キャンプ合流が遅れた経験を持つ森下は「ちょうどいいんじゃないですか」とキッパリ。「キャンプで無理しすぎて怪我する方が、自分的にはよくないと思うんで。逆に怪我したことで自分の体だったり向き合う時間が増えてるんで。プラスに働くと思います」とも続けた。

 虎の背番号1にとっては、夢の大舞台からはじまり2リーグ制後初の連覇を目指す長いシーズン。「怪我なく最後までやりきるっていうのと、WBCは世界が注目する野球の大会。自分のパフォーマンスを最大限に出せるように頑張りたいです」と表情を引き締めていた。