巨人・阿部監督が6日、ランチ特打で打撃投手として「登板」した。泉口、リチャードを相手にスローボールなどを交えながら計87球を投じた。
阿部監督は「気持ちよく打たせないように」とガチモード。緩急を巧みに使い分けて泉口に45球、リチャードに42球を投げ込んだ。途中、山なりのカーブが、大柄なリチャードが突き出した臀部(でんぶ)に直撃するハプニングも発生。リチャードは「乱闘に行こうと思ったんですけど、さすがに監督なんでそれはやめました」と冗談交じりに振り返った。
最後の1球は、リチャードがフルスイングで捉え、左中間へ力強く運んだ。「最後はいい形で終わりたいなと思ってたんで狙いました」と右の大砲は手応えを口にしたが、指揮官の球種の豊富さには「多彩でした」と舌を巻いていた。「すごいフォークとカーブ、えぐるようなカミソリシュートと、クイックのストレートと普通のストレート」と列挙し、「だいぶ翻ろうされましたね」と汗を拭った。
熱投を披露した阿部監督は「明日が大変だよ…」と肩の疲労を訴え、苦笑い。「『(球種は)ミックスでお願いします』って言われた。そう言うからには打たせないように、それが練習ですから」と本気投球の舞台裏を明かした。












