DeNAに今季から新加入したジョン・デュプランティエ投手(31)が6日に、春季キャンプ地の沖縄・宜野湾で初となるブルペン入りを果たし約30球を投じた。
入国書類の紛失トラブルに巻き込まれ来日が遅れるアクシデントも経験したが、心身ともに快活そのもの。「キャンプ地入りが遅れてしまったのもあったので、まずはしっかり体の動きを確認したかった」と笑顔で振り返った。
この日のブルペンで右腕の球を受けたのはプロ9年目の山本祐大捕手(27)。投球練習終了後には時間をかけてデュプランティエと話し合うなど、意見のすり合わせも忘れなかった。「とても頭のいい選手ですよね。いろいろなことを考えていますしデータの話などもした。日本語もめちゃくちゃうまいですし、僕たちの言うことを理解しながら話を伝えてくれる」と記者応対の場で、頭脳明晰なニューカマーの人となりに舌を巻く。
山本はこの日、自ら志願する形でデュプランティエの球を受けたとのこと。「いろいろな投手の球を受けたいという気持ちもありましたが、彼はローテーションを張っていくであろう投手。デュープの球を捕れないと僕も試合に出られないので」と率直な心境を明かす。
2024年にはセ・ベストナイン&ゴールデングラブ賞の捕手部門をダブル受賞した山本だが、チームには高卒4年目の新鋭・松尾に加え、今季で36歳になる経験豊富なベテラン・戸柱などの好捕手も健在。扇の要をめぐる競争は依然として激しい。
自身の出番をしっかり確保するためには有力投手の〝正妻〟の座を掴んでおくことも重要。山本は「デュプランティエは僕について何かしゃべっていましたか?」と記者たちに対して逆取材を試みるなど、貪欲な姿勢を隠そうとしなかった。












