ドジャースの大谷翔平投手(31)が3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で登板しないことが明らかになったことを受け、地元紙カリフォルニア・ポストのディラン・ヘルナンデス記者は1日(日本時間2日)、自身のXに「何か大きなことを思い描いている」と投稿した。

 本拠地ドジャー・スタジアムで31日(同1日)に行われたファン感謝イベント「ドジャー・フェスト」でロバーツ監督は「彼はWBCで投げない」と明言した。その約1時間前に大谷は「(WBCで)投げるのかはまだちょっと分からない」と二刀流の可能性を残していた。

 31日のカリフォルニア・ポスト紙(電子版)でヘルナンデス記者は2023年のWBCの決勝・米国戦で9回に登板してマイク・トラウトを三振に打ち取り、胴上げ投手になったことを「彼のキャリアを象徴する瞬間となった」と指摘するとこう続けた。

「大会に参加している他の国々にとっては歓迎すべき展開かもしれないが、他のメジャーリーグのチームにとっては悪いニュースになるかもしれない」

 その上で大谷の狙いを推察した。「もし、伝説を重視する大谷が国際舞台での栄光を犠牲にする覚悟があるのなら、レギュラーシーズンに向けて彼は何か考えている。大きなことを思い描いているに違いない。たとえば、5度目のMVPを獲得し、日本人投手として初めてサイ・ヤング賞を獲得するシーズンなど」

 エンゼルス時代の2022年に28試合に先発して15勝9敗、防御率2・33、166イニングで規定投球回に到達し、219奪三振でサイ・ヤング賞投票で4位に入ったが、ネックは投球回だった。今季、ロバーツ監督は登板間隔に余裕を持って先発させる方針とされる…。

 同記者はWBCに登板しないことで「ドジャースはシーズン序盤に彼の腕を守るために極端な措置を講ずる必要はない。つまり、サイ・ヤング賞の候補に挙がるだけの先発登板数を確保できるはずだ」と強調。「大谷はドジャースで新たな歴史を作るシーズンに向けて準備を進めているのだ」と締めくくった。どうなるか。