女子プロレス「スターダム」OGのレジェンドグラレスラー〝ゆずポン〟こと愛川ゆず季(42)が、団体の15周年記念興行(21日、東京・後楽園ホール)で躍動した。

 昨年末の両国大会で行われた「年忘れ! スターダムランブル」にサプライズ登場。2021年3月のスターダム10周年大会(日本武道館)以来、約4年10か月ぶりにリングに現れると、元グラビアアイドルの姫ゆりあから得意のタイガースープレックスで3カウントを奪ってみせた。

なつぽい(左)、スターライト・キッド(右)と「美の共演」を見せた愛川ゆず季
なつぽい(左)、スターライト・キッド(右)と「美の共演」を見せた愛川ゆず季

 再びこの日リングに現れた愛川は、なつぽい、スターライト・キッドと組み、さくらあや&玖麗さやか&ゆりあと対戦。先発でゆりあから指名された愛川は不敵な笑みを浮かべ登場し、まずはグラウンド戦で力の差を見せつけた。

 10分過ぎ、ゆりあの強烈なビンタをくらうと、愛川のスイッチがオンに。蹴り技を連発から、背中へのかかと落としも連発した。それでもくらいついてくるゆりあに首4の字固めで絞め上げられてピンチに陥ったが、キッド&なつぽいと合体かかと落としを見舞い、一気に流れを奪う。最後はシャイニングウィザードからのタイガースープレックスで3カウントを奪ってみせた。

 愛川は10年にデビューし、11、12年と2年連続でプロレス大賞の女子プロレス大賞を受賞したが、13年4月に両国で引退。23年11月にはベストボディ・ジャパン日本大会でグランプリを受賞し、昨年4月には第二子を出産した。

 試合後マイクを持った愛川は「勝ったぞ! 最高で最強のタッグありがとうございました。レジェンド頑張りましたよね? 我々3名はスターダムの白いベルトを巻いたことがある…強いだろ。皆さん、またどこかでお会いしましょう」とファンに呼びかけた。

姫ゆりあ(上)を仕留めたタイガースープレックス
姫ゆりあ(上)を仕留めたタイガースープレックス

 夏頃からスターダムの道場で練習を始め、現役レスラーの指導を受けたという。産後9か月とは思えない肉体美とキレの良さを披露した愛川は「スターダムの選手みんなに受け身やロープワークから習って、今日このリングに立つことができました。こんなに助けられたレジェンドは過去にいないと思う。今回この2試合しか契約していないので今後は白紙なんですけど、一つ言えることはこれだけスターダムの選手に助けられたので、私はスターダム以外は出ません」と他団体での復帰をしないことを宣言した。

 そして、この日組んだキッドとなつぽいに対し「キッドは全て揃ってるから、あとはタイミングだけ。赤いベルトを巻いて、キッドがトップに立ったスターダムを見たいなってずっと思ってるので、早くかなえてもらいたい。そしてなつぽいも、もっと欲を持って活躍してほしいなと思っている。2人の活躍に期待してます」とエールを送った。