夢舞台を前に〝圧巻のV〟だ。ノルディックスキーW杯ジャンプ女子個人第19戦(20日、山形・アリオンテック蔵王シャンツェ、ヒルサイズ=HS102メートル)、丸山希(27=北野建設)が合計222・5点で今季6勝目を挙げた。

 この日は強風の影響で予選が中止。本戦開始予定は午後4時15分だったが、約2時間遅れの午後6時20分からに変更された。丸山は1本目で101メートルの大ジャンプを見せてトップに立つ。2本目で92・5メートルを飛び、見事に優勝を果たした。

 試合後に丸山は「この日本シリーズ、今の状態得で戦うことをすごく楽しみに帰ってきた。初戦で勝つことができてすごくうれしい」と満面の笑み。好調の要因については「緊張しても自分のジャンプができることだと思う」と説明した。

 この日、2月開幕のミラノ・コルティナ五輪の代表が発表され、今季W杯個人総合2位の丸山は、初めて五輪代表に選出された。今後は20日に同会場で第20戦、今週末に札幌で第21戦と22戦が開催される。

 日本での連戦に向けて「(五輪に)弾みをつけられたらいいと思うので、この後も明日、そして札幌と引き続き自分のジャンプが出せるように頑張りたい」と力を込めた。