米スポーツサイト「ブリーチャーリポート」は19日(日本時間20日)、MLBの移籍市場を分析し、ドジャースのテオスカー・ヘルナンデス外野手(33)がトレードに出されず、開幕をチームで迎える可能性が極めて高いと報じた。

 同サイトは、ドジャースがカイル・タッカー外野手(29)と4年2億4000万ドル(約380億円)の巨額契約を結んだ背景について、「外野陣の現状に満足していなかったため」と指摘。とりわけ信頼できる左翼手の不足は昨季からの大きな課題ではあるが、「T・ヘルナンデスを放出すれば再び同じ穴を埋める必要が生じる」と説明した。

 T・ヘルナンデスには放出の噂が出ているが、「確かにぜいたく税対象の1990万ドル(約31億5000万円)は財政的負担だが、(3年)契約の大半は既に支払い済み。残額の約半分は繰り延べで、実際の資金流出は限定的」であることから、その信憑性を「極めて低い」と評価する。

 一方、外野手のFA市場にはヤンキースからFAになったコディ・ベリンジャー(30)らが残り、トレード市場でもガーディアンズのスティーブン・クワン外野手(28)やレッドソックスのジャレン・デュラン外野手(29)といった有力選手の動向が注目されている。

 だが同サイトは、「昨季出塁率2割8分4厘と低迷し、守備にも不安を抱える33歳のヘルナンデスに対し他球団からの需要はさほど高くない」と分析。「予想外の好条件オファーがない限り、ドジャースは主力左翼手として彼を残留させる公算が大きい」と結論付けた。