巨人・丸佳浩(36)が18日、昨季限りで広島を退団し、現役引退を表明した田中広輔内野手(36)について胸中を明かした。

 丸と田中は同学年。広島時代には菊池涼介内野手を加えた上位打線「タナキクマル」の一角としてリーグ3連覇に貢献するなど共に黄金時代を築いた。丸は「一緒にやってきた選手ですから寂しい気持ちもありますし、まだまだやれるんじゃないかなと思う気持ちもありますけど…」と明かした一方で「彼が選んだ道ですし後悔はないと思います」と決断を尊重した。引退発表前には田中から連絡があり、「とにかくお疲れさん。ちょっと休んだら」と声を掛けたという。

 選手としての田中については「体が強かったですね。ショートという大変なポジションで出続けて」とフィジカル面の強さを評価。続けて「社会人出身ってこともあってCS、日本シリーズのような試合と試合の間が空く状況でも普段通り試合に入れるイメージがある」と振り返った。

 丸自身は昨季、オープン戦での負傷を乗り越え90試合に出場し、87安打、打率2割6分7厘を記録。通算2000安打まで残り71本と大台に着実に近づいている。野手では坂本に次ぐ年長選手となったが「同世代の選手がすごい減ってきてる。自分自身もその中でなんとか時代とか年齢とか、そんなものに抗っていけたらなと思います」と改めて力を込めた。