阪神の左腕2人が、食と向き合いながら巻き返しを誓った。高橋遥人投手(30)、桐敷拓馬投手(26)が、8日に岩崎が率いる「チームザキ」の一員として静岡市内の草薙球場で自主トレを公開。2026年シーズンは万全な状態でスタートダッシュを切るためにも、日々の食生活に気を配っている。

 高橋は現状の体形について「(体重が)めっちゃ増えて、おなかがめっちゃで出てる」と自己分析。ご飯を食べることだけでなくジュースやアイスも大好きなことから「おなかが出てきた原因」と笑いながら認める一方で、今オフは「自分に甘いから(おなかが出る)。そういうのちょっと1回リセットしたいなと思って今はやってます」と走り込みを増やしながら食事量も節制している。

 昨季は24年オフに受けた左腕の手術の影響で、一軍登板は6月までずれ込んだ。思うように体が反応しないもどかしさを味わったからこそ、動ける体を作ることが最優先。そのためにも好物の甘い物とも向き合いながら、自らを律する日々を送っている。

 一方の桐敷は〝カレー派〟だ。自炊を心がける左腕は「カレーが好き。自分で作ります」と明かし、「ジャガイモ、ニンジン、玉ねぎをドロドロになるぐらいまで煮込む」のがこだわりだという。栄養を意識しながら、体のベースを整えている。

 昨季は43試合に登板したものの、最優秀中継ぎ賞を受賞した24年に比べて数字を落としたことから、本人の中では納得感が残らなかった。今オフはキツめのランメニューなどで自らを追い込み、疲労回復やズレの修正を含めた土台作りにも注力する中で、日々の食事にも気を遣っている。

 来シーズンの活躍のため、マウンドの外でも変わろうとしている甘党の高橋と、カレー派の桐敷。それぞれの食への向き合い方が、2リーグ制後初の連覇を目指す26年シーズンへの土台となる。