阪神・岩崎優が飛躍を遂げた後輩左腕・及川雅貴に愛のケギを飛ばしていた。8日には静岡市の草薙球場で行っている自主トレを公開。「チームザキ」メンバーの高橋、桐敷、及川とともにランメニューを中心にトレーニングやノック、ゴロ捕球で約4時間汗を流した。

 5年連続50イニング以上に登板している岩崎は及川に対してあえて挑発的な言葉を投げかけているという。「言うようにはしていますけどね、今年はダメだろって(笑い)。あえてそういうことを言って頑張らせてますけど」。

 冗談交じりのひと言だが、ベテラン左腕は「本人もわかっていると思いますけどね」と話す通り先輩としての思いもにじむ。かつての及川は登板数に波があった。プロ2年目の2021年には39試合に登板したものの、翌22年はわき腹を痛めてわずか1試合。

 日本一に輝いた23年も33試合だったが、24年は9試合に終わった。イニング数を重ねた翌年に苦戦するケースが多いからこそ、岩崎はあえて喝を入れながらともに自主トレに励んでいる。

 及川も「そういうのは見返していけたらと思いますけど。がんばってますが、もっとがんばります」と表情を引き締めながら、さらなる飛躍を誓った。先輩左腕の〝挑発〟を力に変え、2年連続でフル稼働できるか。勝負のシーズンとなりそうだ。