米ニューヨーク・ポスト紙(電子版)は7日(日本時間8日)に岡本和真内野手(29)と4年総額6000万ドル(約94億円)で契約したブルージェイズが、さらなる大型補強として「カブスからFAになったカイル・タッカー外野手(28)の獲得に本腰を入れている」と報じた。今オフのブルージェイズは積極的な補強を続けており、打線の完成度を一段と高める構えだ。

 ブルージェイズ打線は、スプリンガー、ゲレロ、カーク、そして岡本を揃え、右打者の厚みは十分。一方で左の長距離砲は不足しており、「左打者のインパクトバット」が最優先の補強ポイントに挙げられている。

 その中で浮上しているのが、オールスター4度選出の実績を誇る左打ちのタッカーだ。攻守両面で安定した成績を残してきた外野手で、米スポーツサイト「アスレチック」のミッチ・バノン記者は「ブルージェイズはタッカー獲得に向けた動きを加速させている」と伝えた。

 そのタッカーは最近、フロリダ州パームビーチガーデンズで行われたTGL屋内ゴルフ大会で、ブルージェイズのDHでアストロズ時代の同僚でもあるスプリンガー、さらにブラントリーと共に目撃されており、さまざまな臆測を呼んでいる。

 カナダ版ヤフースポーツは同日、入手した3ショット写真を掲載し、「この右翼手はブルージェイズに理想的な補強で、すでに強力な打線をさらに強化する存在になる」と指摘。さらに「バーショとスプリンガーの契約が2026年シーズン終了後に満了となるため、タッカーとの長期契約は外野陣の将来を見据えた賢明な投資になる」と分析している。

 右の主軸を固めたブルージェイズが、左の強打者を加えてメジャー最強打線となるのか。33年ぶりのワールドシリーズ制覇に本気だ。