ノアのGHCタッグ王者・内藤哲也(43)が、約8か月ぶりの国内マット出場の〝反省点〟を明かした。
内藤は1日のノア日本武道館大会にBUSHIのパートナー〝X〟として参戦した。大会前から正体はバレバレだったが、いざ実際に姿を現すと場内からは割れんばかりの「内藤コール」が発生。試合でも丸藤正道、拳王組から勝利を収め、第76代GHCタッグ王者となった。
昨年5月にBUSHIとともに新日本プロレスを退団し「ロス・トランキーロス・デ・ハポン(LTJ)」を結成。海外での活動が主だったため、日本のリングに上がるのは今回が実に約8か月ぶりだった。
内藤は2日に関西で仕事を控えているため、大会後は大阪へ急行。移動後の深夜に電話取材に応じると「新しい入場曲(「EL COMIENZO」)で聞き慣れなかったと思うんですが、それでもああやって大『内藤コール』が聞けて、めちゃめちゃうれしかったですね。海外で出ていた団体はどこも大きくないので、会場の規模もお客さまの数も違うわけで、すごく緊張しましたね」と振り返った。
その一方で「辞めてからコンスタントに試合をしてたわけじゃなかったので。今日試合してみた中で、新日本時代に年間100何十試合も出てたのって、すごく大事だったんだなと改めて思いましたね」と、試合勘の鈍りがあったことを告白。
また、体重の増加をはじめコンディション面で納得できなかった部分が多かったと明かしつつ「本来ならここにキッチリ合わせるのがプロだとは思いますが、今日はブランクのようなものを痛感しましたね。その点においてBUSHIは合わせてきていたなと感じられたので、同時に頼もしく感じました」と反省点を口にした。
今後に関しては未定だが「ベルトを取ってしまった以上、王者として、またノアのリングに上がる日が来るんじゃないですかね」と継続参戦を示唆。「やっぱりベルトを取れたうれしさ、日本武道館で歓声を受けたうれしさよりも、コンディションを調整できなかった反省の方が大きいので。この経験をどう生かすかが大事だと思います」と次なる戦いへの決意を明かした。
それにしてもここまで正体がバレバレだったのに、一体なぜ当日まで〝X〟にこだわったのか…。内藤は「答えがバレバレなのはもちろん分かってました。確かに内藤哲也(が参戦)と出たら、その時はその時で盛り上がったと思います。でもXにしておくことで、当日まで『内藤かな?』『内藤じゃないのかな?』と、LTJの話題を楽しんでいただけるのかなと思ったので。皆さまの予想通りのXだったと思うんですけど、入場の時の歓声を聞いた時に『Xを名乗って良かったな』と思いましたね」と、その真意を説明。
また、同大会に参戦していた弟子の高橋ヒロムとの久しぶりの再会についても「控室は別だったんですけど、彼もうれしかったんでしょう。何度もこちらの控室に来ては消え、控室に来ては消えでしたよ。ただ3人で過ごす時間は非情に懐かしかったし、楽しかったですね」とエピソードを明かした。
課題は残ったものの、制御不能のカリスマの国内マット帰還によってプロレス界が活性化される可能性は十分だ。「それにしても新年早々、電話取材とは安上がりすぎるんじゃないの? そうだ、今度祝勝会と新年会を兼ねて…」と内藤が言い出したところで、誠に残念なことに電波が急激に悪くなり、通話は途絶えてしまった。













