超日本プロレス29日の新宿フェイス大会に永田裕志(57=新日本プロレス)が出場し、〝串刺し状態〟で勝利を収めた。

 この日永田はメインイベントで黒潮TOKYOジャパン、阿部史典と組んで高木三四郎&葛西純&一般人・澤宗紀と激突。超日本プロレスは「M&Aプロレス」の名前で元々高木三四郎30周年記念大会として始まった経緯もあり、この日が最後の興行となる予定だった。

 永田は黒潮から数々の無茶ぶりを受けながら奮闘。葛西とは「ゼァ! 」「シェー! 」の決めゼリフの言い合いを制して精神的優位に立った。さらには高木を腕固めの体勢にとらえると会場からは「白目コール」が巻き起こった。

 しかしこれを許さない葛西から、まさかの竹串攻撃を迫られる。阿部、黒潮の介入も空しく、串が刺さった永田の頭頂部には大きな〝花〟が咲いてしまった。これで永田は技を解除するかに思われたが、意に介さず腕固めを続行。白目をむきながらタップアウトを奪った。衝撃的なフィニッシュ姿に会場は騒然となった。

 試合後には1年にわたり〝超日本プロレスのエース〟として興行をけん引した永田に高木から感謝の言葉が贈られた。しかし「俺をこんな目にあわしてこれで終わりか!」と頭に竹串が刺さったままの永田は超日本プロレスの続行を宣言。3月24日、新宿フェイスで新しい大会が組まれることになった。

 最後は高木の要請で、選手全員で〝ナガダンス〟を踊って大会を締める。もちろん頭に竹串は刺さったままだった。バックステージでは超日本プロレスでの1年を振り返り「いろいろと未知な分野、領域に足を突っ込みましたけど、まあすごい経験をさせてもらいましたね。大変でしたね」と腕をぶす。急きょ、ぶち上げた次回大会に向けては「こんなんされて終われないでしょ。高木さんに稼がせてもらいますよ」とニヤリと口角を上げていた。